スペシャル

松岡禎丞(ベル・クラネル役)×日高里菜(ウィーネ役)×小松未可子(フェルズ役)
オフィシャルインタビュー

  • 松岡禎丞松岡禎丞
    (ベル役)
  • 日高里菜日高里菜
    (ウィーネ役)
  • 小松未可子小松未可子
    (フェルズ役)

揺れる、揺れる、迷宮都市が揺れる──激動の展開が続く「ダンまちⅢ」。ストーリーのターニングポイントとなった第8話「愚者(ベル・クラネル)」の放送を受けて、松岡禎丞(ベル・クラネル役)、日高里菜(ウィーネ役)、小松未可子(フェルズ役)のお三方に公式から直撃インタビューを行いました!

みなさん、本日は、よろしくお願いします。

全員 よろしくお願いします。

まず。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢの全体的な印象をお聞かせください。

松岡(ベル役) 一言で言うと、ものすごく重かったですね。
ヒトとモンスターというものの根本的な問いというか。
ベル自身が、リリに言われてるように、底抜けのお人好しなので「人も怪物も関係ない。助けを求めているなら、それだけで十分だ」という考えなんですよね。

でもウィーネを助けたことが知られてしまうと、どうなってしまうのか。
それを分かった上で、人の目も気にせず、決断してウィーネを助けて……。
異端児(ゼノス)という存在がメインのお話になってるんですけど、ベル自身が大きく成長したお話でもあると思います。

日高(ウィーネ役) 誰もが敵としか見ていなかったモンスターが、喋って、感情もあって、それを果たして敵として見ていいのか、という根本的なところを問うていましたね。
私自身としてはウィーネを演じているので、ベルに助けてほしいとか、ベルの仲間になりたいって思いの方が強くなってしまうんですけど。
助けてほしいという思いと、仲間もいて守らなきゃいけないから、堂々と助けられない現実があって。でも、ベルは優しいので、泣いている女の子を助けたいという思いが強い。視聴者として観ていると、何が正しいんだろうって思いました。

リリが言っていた、助けることが仲間として辛い、っていう言葉も、頭では分かっていたつもりだったんですけど、映像になって声がつくと重さが違うなと感じています。

小松(フェルズ役) (外伝の)ソード・オラトリアの時にも少し参加させていただいていましたが、フェルズは、今まで謎の存在であるという印象を与えてきたと思います。
今作では私自身、こんなに物語に絡んでくるんだ、という驚きがありました。今回テーマとしてある、異端児たちとの共存を目指して、分かり合える、理解しえない、といった部分も、きっとフェルズは長く生きてきた中で、これまでどうすることもできなかったんだろうなと感じています。
だからこそベルという存在に、みんなが期待している、彼ならどうにかしてくれるんじゃないか、という期待を込めているんだろうなと思います。

次にご自身が演じられたベル、ウィーネ、フェルズについてお聞かせ下さい。

松岡(ベル役) ベルももうひとりではないんだなと。【ヘスティア・ファミリア】の団長として。独りだったら、もっと後先考えなかったと思いますね。春姫のときもそうだったんですけど……。ただ、今回は立場的にも違うので、自分ひとりだけでなく、皆のことも考えて決断を下さなければならない。

でも自分のやる事にも嘘はつきたくない。今回はすごく揺れていたと思います。核心というか、危険なことをやっているという認識はしているんですけど、でもずっとベルの中で天秤が揺れているんですよね。ディックス戦のときも含めて。

3期になってベルの心情にも変化がありました?

松岡(ベル役) はい、「劇場版 オリオンの矢」を含めてですが、「強くなりたいです」というベルの言葉の意味合いが変わってきていると思います。
今までの単純に弱い自分を脱したい、アイズに追いつきたいという気持ちから、どんどん仲間が増えて、ファミリアが大きくなって。映画だとアルテミスを、救いたかった人を救えなかったという……失う経験をしたので。1期1話の「強くなりたいです」から始まり、2期の春姫編を経て、覚悟であったり、強くなるための理由が増えて……今回も何かしらの変化はあるんだと思います。

仲間の為というのもあるんでしょうけど。
やはり自分のため、目標としてアイズに追いつきたい、でも誰も失いたくない……あの年齢の子が経験する内容じゃないと思いますけどね(笑)。

そういえば、ベルは14歳でしたね(笑)

日高(ウィーネ役) ウィーネについては、改めて振り返ってみると、1話が唯一ほのぼのとしてたなと。他の冒険者たちから追われて……という、ちょっと怖いシーンもあったんですけど。ファミリアの人と仲良くなっていく、本当に無邪気になっていいんだって思ったのが第1話でしたね。

それ以降は、どんどん追い込まれていって……私もつい視聴者の目線で観ていたんですが、あの1話があったからこそ、本当に、よりウィーネを守りたい、笑顔にさせてあげたいといった思いがどんどん増していったなと感じることが多くて。個人的には、つらいシーンがある一方で、可愛い部分もアニメーションとして描いていただいているなと思っていました。2話のかくれんぼのような愛くるしいシーンを描いているからこそ、相乗効果で、つらい部分が際立っていくんだなと感じています。

8話でウィーネが暴走して、モンスターの面が強く出るシーンは如何でしたか?

日高(ウィーネ役) 私の中で、どう演じようかという迷いもありつつだったのですが……8話に関しては、感染症対策で収録ブースが分かれていて、私は一人だけの空間で収録をしたんです。周りの目も気にせず、本当にぐしゃぐしゃになりながら演じることができました。ウィーネは他のキャラクターの会話の裏でずっと叫んでいて(同時に声を被せて収録することができないので)本来なら一緒には収録できないということになるんですけど、別部屋だからこそ、ベルが止めてくれている声を聞きながらずっと同じ空気の中でお芝居ができたっていう……すごく演じやすく、恵まれた環境の中で収録できたと思っています。
ただ、感情が高ぶりすぎてしまい、弱りながらベルに気持ちを伝えるシーンは、私も本当に泣きながら収録していたので……「何を言っているかわからないです」となってしまって(笑)。

音響監督さんが「感情も伝わってきてすごくわかるんだ。だけどもう少しだけ聞きとれるとうれしいな」って優しいディレクションの仕方をしてくれたのが印象的で。本番では感情も乗せつつ、ウィーネとして言葉もいい塩梅でお届けできたかな、と思っています。

台本の上では、叫んでばかりになっていましたからね。

日高(ウィーネ役) そうですね。でも、ところどころで「ベル」とか、ただ暴走しているわけではないというのが複雑で。分かっていても制御できないというか。そういう部分もベルと同時に収録できたからこそ、反応の息づかいのような……掛け合ったからこその、ちょっとした心情の揺れというか動きというのも拾っていけたのかなと思っています。

松岡(ベル役) あれは今の(ソーシャル・ディスタンスを守る)状況だからこそ確立できた手法じゃないかなと。ああいう収録の形を発見できたのはよかったと思います。
今までだと、テストで一回通した後、(声が)被っている部分は別で収録……という感じで、相手のお芝居を覚えておかなきゃいけないんですよね。
頭の中で再生するとか、相手がこう演じてたからこういう感情で返そうかという感じにリアルタイムではなくなるので……今回はお互いの耳でダイレクトに聞きながら全開で演じることができたので。生っぽい感情が出た気がします。

フェルズは如何でしたか?

小松(フェルズ役) 以前はフェルズが何を考えているかわからない、という部分をベースに演じていたんですが、今回は少しずつフェルズの内面、人間らしさみたいなものが出てきていると感じました。フェルズなりの考えだったり、ベルへの思いだったり、異端児たちへの思いだったり……8話まで来て、やっとフェルズが理解できてきたという感覚はありますね。
私自身の意識も変わりました。ソード・オラトリアの頃は、感情の起伏を出さないようと意識していたんです。性別的にもどちらでもない、という感じで。けれど今回は、映像の表情は変わらないんですが、めちゃくちゃ感情が出てるなというシーンが多々あったので……すっごい面白いやつじゃんっていう(笑)。

骨って言われるシーンとか?

小松(フェルズ役) そうですね、逆ギレしたりとか、骨骨言うな、とか……。フェルズもキレるんだ、と思いました。
同時期にスマホゲーム「ダンまち ~メモリア・フレーゼ~」の収録がありまして、そのときもおちゃらけたシーンが結構あったので……それもあって、フェルズの内面的なところとか、ここまで弾けちゃっていいんだなっていうのも、ちょっとずつわかってきた感じはありましたね。
最初の方は、ウラノスと一緒にいるシーンで、「どうするウラノス?」という感じのシーンが多かったのですが、異端児やベルたちといると、より感情が出ている印象がありました。やいのやいの言われたときに大声で言い返したり。
それと、「愚者であれ」とベルに言うシーン。偽善者だってベルは卑下しますけど、フェルズの言葉は、そのままでいてくれという優しさの一面というか。人間らしい考えがあるからこその言葉がどんどん出てきたという印象でした。

物語上でいろんなキャラクターと絡んでいくことで、どんどん「フェルズ、いいやつじゃん」と思うようになったので、今回、皆さんにもフェルズがどういう人かは伝わったんじゃないかなと思います。

声に常にボイス加工がかかっていて特徴的でしたね。

小松(フェルズ役) 後で加工をするので、(発音を)なるべく音にしてください、ということはありました。小声であったり息であったり、そういう部分もハッキリ音にしておかないと加工が難しいので。ですから、フラットに音にするというところは目標にしていたのですが……ただ、突き詰めて考えるとどうやって声を出しているんだろう、みたいな疑問は……骨なので(笑)。魔法的な方法で出しているとして、それによって加工したような音声になっているのかな、とか……考え始めると呼吸してるのもおかしい、あまり考え過ぎるとよろしくないな、と(笑)。

日高(ウィーネ役) 私は、フェルズの声が加工されると知らなくて。一緒の収録がなかったので、先に(小松さんが)収録しているのを聞いていたんですけど、加工前の状態でも、フェルズにピッタリだなって思っていて。
だから放送を見て「えー、加工されてるじゃーん」って(笑)。

小松(フェルズ役) びっくりですよね。こんな声なんだって。

日高(ウィーネ役) そうなんです、びっくりしちゃって。

小松(フェルズ役) 声の加工の話は一番最初に出てきたときから聞いていました。いつかは加工が外れるときがあるのかなって思っていた時代もありました……けど、たぶん一生取れない(笑)。
私も全編で加工するのは初めての経験でした。加工するという事は性別とか色んな情報を分からない状態にすることですから、キャスト表記もないと思っていたんですよ。でも普通に名前が出ていて(笑)。普通に出てるから、「え、女!?」みたいな感じになっちゃうかなって。

「ソード・オラトリア」のとき、キャスト表記に小松さんの名前を出すかどうか……という話になっていたようです。

小松(フェルズ役) やっぱりそうですよね(笑)。

8話をご覧になって、いかがでしたか?

日高(ウィーネ役) はい、音楽がすごく印象に残ってます。
めちゃくちゃ音楽がいいですよね。1期のときからずっと。

小松(フェルズ役) 観ている側に立つと、物語がこれからネガティブになるかポジティブになるかは、音楽ですごく左右されると思います。お話がこれから向かう先を音楽で示唆している気がするんです。8話は、挿入歌を含めた音楽の入りのタイミングが絶妙で。
魂というものを憂いている部分に始まり、そこから詠唱につながっていくシーンに入っていく、光が差すシーンで印象的なメロディが入って、音の重なり合いが、奇跡というものを表現しているような……。音の広がりもあり、すごく感動的なシーンになっていると思いました。これは、観ている方にとって、すごく印象的なものになりそうだと感じました。

松岡(ベル役) あまり僕は、自分のお芝居で泣かないんです。
普段は俯瞰で見て、(自分の演技の)粗さがしをしてしまうので……。

小松(フェルズ役) わかります!

松岡(ベル役) でも、今回はそういうことを全く抜きにして……観ていて、これダメだ(泣いてしまう)って。

小松(フェルズ役) 刺さりましたよね。
涙腺にガンガン揺さぶりかけてくる演出になっていて。

日高(ウィーネ役) この作品は、仲のいい共演者や、他の現場でもご一緒する方が多いんです。ですが、キャラクターの声を聞いていても演じている役者さんの顔が頭にあまり浮かんでこないといいますか、本当に皆さん全員が役そのもので。
ですので私自身、純粋に観る側の目線でも楽しめてるんだろうなって。
私も自分が出ている作品は「もっとこうすればよかったな」とか「もっとここが拾えたな」みたいに粗さがししちゃうんですけど、ダンまちに関しては、ウィーネも含めて、日高として、お客さんとして観ている感覚になることが圧倒的に多くて。ですから純粋に楽しんで感動して泣いて……ということがあるなと思っています。

松岡(ベル役) 8話の挿入歌を歌っているのは、エンディングテーマと同じ方ですよね。

はい、エンディングテーマを担当している『sajou no hana』さんが、映像に合わせて作曲したものだそうです。

小松(フェルズ役) だからあんなに映像にピッタリなんですね。
音に合わせるみたいに、雲がわーって広がって、すごい、ってなったんですけど(笑)。

あのシーンはフェルズの詠唱も入っていましたね。

小松(フェルズ役) ウィーネが消えてしまって、ベルが悲しんでるところで、詠唱しながら、シーンが始まっていくんですが……もう、フェルズがウィーネを助ける事しか考えていないというか。
テストのときは、淡々と詠唱だけを演じてみたんですけど、本番の時に少しだけ人間味を乗せてみたんですよね。感情をのせたというか……。

最後には、音響監督さんから、その詠唱の間の過程でフェルズの800年ほどの人生を振り返ってみよう、みたいな指示があって。
時間は短いのですが、少しだけ、人間味を乗せて詠唱をしたら……自分でもちょっとほろっときてしまったシーンではありましたね。

松岡(ベル役) 800年の台詞、すごくよかったです。

小松(フェルズ役) 今まで一度も成功したことがなくて、初めて成功したのがこの瞬間というのもすごく重みがありました。そして最後、ベルに語り掛けるシーンがあるんですけれど、疲れているんですよね、フェルズ(笑)。

ぐったりしていましたね(笑)。

小松(フェルズ役) かなり疲れているっていうのは人間味が感じられて面白かったです、個人的に(笑)。

松岡(ベル役) 頻繁には使えない魔法なんですね。

小松(フェルズ役) そう、たぶん頻繁には使えない。

松岡(ベル役) 何百年ごとにしか使えないとか(笑)。

小松(フェルズ役) 何百年分かの疲労感(笑)。
それでもベルを気遣って語り掛けているというのが個人的にはツボなシーンでした。

ところで皆さん、気に入った異端児はいましたか?

日高(ウィーネ役) リド好きです!

小松(フェルズ役) やっぱり、そうですよね。
リドは人気だと思います。

日高(ウィーネ役) めっちゃ可愛いです。なんであんな愛くるしいんだろう?
可愛いですよね。

小松(フェルズ役) ねー、なんだろう?
友達になれそうな感じがありますよね。リドの人間味というか。

日高(ウィーネ役) ちゃんとベルの視点でも、ものが見えているというか、モンスターに出会ったら、ちゃんと戦えよって言えるところとかも大人だなって。

小松(フェルズ役) たしかに懐が深いというか。

日高(ウィーネ役) 優しさが出ているなって思います。

松岡(ベル役) あれだけ人のことを気遣えるのはすごいですよね。

小松(フェルズ役) 人間ができているって言うとおかしいですけど(笑)。

松岡(ベル役) 人間側の視点で言うとすごくできている(笑)。

小松(フェルズ役) 『生き物』ができている……でいいのか(笑)?

松岡(ベル役) リドは誰かが言うだろうなと思って言わなかったんですが、やっぱり先に言われて盛り上がっちゃいましたね(笑)。

小松(フェルズ役) あとはウィーネ。
ウィーネも異端児ですから。

松岡(ベル役) じゃあもうウィーネしかいないじゃないですか(笑)。
てっきり(質問は)ウィーネ以外だと思ってました。ベルとして演じさせていただいたというところもあるんですけれど、ウィーネって学習能力も高いですし、底抜けに明るいというか、放っておけない子供みたいな感じがするので。
自分のモンスターとしての立場と関係なく、子供を助けて石を投げられたじゃないですか。あれも難しい決断だったと思うんです……人の言葉がわかるということを伝えたら、ひょっとしたら人間側の意識が変わるかもしれないので、間違いとは言い切れないですし。たぶん今回は、フェルズがいなかったら大変なことになっていましたね……本当に闇墜ちしていてもおかしくない。

小松(フェルズ役) フェルズだけでなく、ベルもですね。あの状況と、ベルの持っている思いと力が大きかったと思います……でも、どんな状況でも、あの場面ならウィーネは子供を助けたと思います。

日高(ウィーネ役) ウィーネはベルに100%の信頼を置いていますよね。他の異端児たちも、今までもベルみたいに、手を差し伸べてくれそうな人たちはいたけれど、結局、自分の身は自分達を守らなきゃとか……最後まで分かち合えなかったという経験を何回もしているんだと思うんです。
だからリドやレイ、他の異端児も、ベルに期待はしたいけど、していいのか。期待することで裏切られたときに、傷が深くなるから、葛藤もあったと思うんです。

レイの一言一言もすごく重かったです……ベルたちに感謝はしているけど、異端児のお姉さん的ポジションからは何とも言えない複雑な感情を持っていた気がして……そういった中で、ベルが助けてくれたというのは、異端児側からすると大きな一歩で、本当に感謝してるんだろうなと思います。

8話までで、他に印象的なシーンや出来事などはありましたか?

松岡(ベル役) 牛さんですね、アステリオス。
あれは……(※松岡さん、ちょっと考えて)危ないな……。

小松(フェルズ役) ネタバレが(笑)。

日高(ウィーネ役) ネタバレをせずに話すのが難しいですよね(笑)。

松岡(ベル役) あの人、人じゃないな……あの牛さんは、キービジュアルにも出ているので、なんなのかな、って。あと異常なまでの戦闘能力。
8話で初めて名前が分かるんですよね、リドが名前を言って。
本当にあの牛の存在に注目して頂きたいですね。8話を見ていた時に(アステリオスの)叫び声がすごすぎて、ビクってなっちゃいました(笑)。

小松(フェルズ役) 私は、浪川大輔さんが演じられたディックスの印象が大きかったです。2週くらいにわたって、一緒のブースで収録できたのもあって……すがすがしくクソ野郎の役でしたけど(笑)。

松岡(ベル役) その通りでしたね(笑)。

小松(フェルズ役) そのすがすがしさが逆に気持ちよいというか(笑)。こっちもすがすがしくぶっ倒してやりたい、みたいな(笑)。
フェルズはサポートに徹する形で、側で見ていたんですけど、本当に強烈な奴が出てきたなって印象がありました。あそこでヘイトを高めたからこその8話のディックスの最期が……やられちゃいましたね(笑)。

松岡(ベル役) 演じられるときに浪川さん言ってましたよね、「こんなの声持たねーよ!」って(笑)。

小松(フェルズ役) すごく荒々しく演じていらっしゃいました。
浪川さん演じるディックスだから憎みきれないのかなって(笑)。

1期でリリを狙っていた悪役(カヌゥ)もミノタウロスが倒していましたね。

小松(フェルズ役) 確かに。牛さんが成敗する役(笑)。

松岡(ベル役) なんでテメエがここにいやがる、って言って(笑)。

小松(フェルズ役) 宿命なのかな?

松岡(ベル役) 今回の牛さん、雷の力を使っていることを考えると、もしかしたら因果は巡っているのかも……。

スマホゲーム「ダンメモ」の「アルゴノゥト」。大森藤ノ先生ご自身が執筆されたエピソードですね。繋がっているのかも知れません。

日高(ウィーネ役) 私も印象に残ったシーンはいっぱいあるんですけれど、4話でベルと離れなきゃいけなくなって、ウィーネがシュンとしていたときに、楽しませよう、笑顔にさせようとしてくれた異端児たちがすごく印象に残っています。
異端児間での仲間感というか、友情、家族というのもあるんだなって、ほっこりしつつ嬉しくなりました。

それから、ウィーネが「大好き」って、直接気持ちを伝えるシーンが何度もあって、それが印象的でした。
ここまで大好きって何度も何度も伝える役は、これまで演じてきたキャラクターの中でもなかったように思います。子供として無邪気な思いで純粋に言っていると思うのですが、そこがまた可愛いし、ひとつひとつの「大好き」を大事にしたいなと思っていたので、印象に残っています。

9話以降のお話はどうなっていくのでしょうか。

松岡(ベル役) 7話の最後から8話でベルがしてしまったことの代償……やっぱりただではすまなかったんです。だから人によっては心の痛い回が続くかもしれません。
ですが最後にとんでもないことが待っています、とだけお伝えしておきます。
ですので、心が痛くてチャンネルを変えようとする方もいるかもしれませんが、最後まで観てください。きっと心に残るものを感じていただけると思います。

小松(フェルズ役) 難しいですね……。
松岡さんの言葉を超えるものが出てこない(笑)。

日高(ウィーネ役) そうですね、松岡さんが仰っていた7話と8話でベルの取った行動が、この後の展開に関わってくるというのもそうなんですけれど……。
ウィーネとしては1話からベルを含め、色んな人に助けてきてもらったと思うんです。
その愛を受けて、ウィーネもたくさん成長して、たくさんのものを感じています。今までの子どもらしい、無邪気で守ってあげたいウィーネから一歩踏み出した、成長したウィーネを見てもらえると思いますし、また、その頑張りが、私個人としても嬉しいんです。
その半面、つらい部分とか、そこまで頑張らなくてはいけないのかという苦しさがどうしてもついてきてしまうんですけど。でも本当に最後の最後まで観ていただきたいと思える作品です。

小松(フェルズ役) フェルズは基本的には俯瞰する場所にいる立ち位置ですから、フェルズとしての見どころは、8話が区切りになったと思います。ここから先はベルたちに託していく……800年の経験を超えたことが起こっちゃったので。
ある意味振り回されつつ、より人間らしく、驚きおののきの連続ですね。
たぶんフェルズとしては視聴者寄りになっていく感じなんだと思います。

松岡(ベル役) 確かに。フェルズってそんな感情的な奴だったの、みたいな。

小松(フェルズ役) そうなんですよ。
結構ノリが近いよね、私たちに……みたいになっているので。
逆に戻ってきてるのかも、肉体が(笑)。

最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

松岡(ベル役) 今作は皆さんの感情に訴えかけるストーリー展開であったり、異端児たちとの交流、仲間たちとの交流……現実においても、どこかで多少なりとも起こっていることだとは思うんですけれども……ただ、それだけでは終わらないのが、ダンまちです。
今まで培ってきたベル達の歴史から、さらに先に進むために何が起こるのかということを、是非ご覧いただけたらと思います。
これからも「ダンまち」をよろしくお願いします。

小松(フェルズ役) 前半は特にウィーネとの交流などでほっこりする反面、後半は心をえぐられるようなシーン、より話が進むにつれてグサグサ刺さるシーンが多かったと思うんです。でもその裏には大きなテーマが込められていると思います。
課せられる試練が重くなっていっている印象がありますけれど、観ていただいている皆さんも得られるものがきっと大きいんじゃないかと思いますので、最後まで是非、一緒に旅をしてもらえると嬉しいです。

日高(ウィーネ役) 1期や2期でもリリや春姫のエピソードのように、本当につらい場面を乗り越えてきていると思うのですが、3期は特に重くて。8話でやっとウィーネも助けてもらいましたが、まだまだ終わらないのが「ダンまち」で、このあとも沢山の試練が待っています。やっぱりベルはヒーローとして苦難や困難に立ち向かっていくので、ぜひ皆様にご覧いただきたいなと思います。
もちろん、ウィーネとしての成長や、いろいろな思いも大きく動いていきます。これからも大事に大事に描かれていきますので、そういったところもぜひ注目して見ていただけたらなと思います。
最後までよろしくお願いします。

本日はありがとうございました。

全員 ありがとうございました。

Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon?
Official Interview with:
Yoshitsugu Matsuoka (Bell Cranel), Rina Hidaka (Wiene) and Mikako Komatsu (Fels)

  • Yoshitsugu MatsuokaYoshitsugu Matsuoka
    as Bell
  • Rina HidakaRina Hidaka
    as Wiene
  • Mikako KomatsuMikako Komatsu
    as Fels

The labyrinth is shaking ? Episode 8, “The Fool (Bell Cranel),” of Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon? Season 3 has recently been broadcast and the dramatic story has reached its turning point. We invited Yoshitsugu Matsuoka (Bell Cranel), Rina Hidaka (Wiene), and Mikako Komatsu (Fels) for an official interview!

Thank you all for joining us today.

All Pleasure to be here.

Firstly, can you tell us your overall impression of Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon? (aka DanMachi) Season 3, please?

Matsuoka (Bell Cranel) Simply put, extremely heavy.
It throws up a fundamental question about humans and monsters.
Like Lili says, Bell is overly kind to people.
He thinks it doesn’t matter whether it’s a human or a monster ? what matters is that they need help.

But what will happen to him if people find out that he saved Wiene?
He is aware of the risk, but he decides to save Wiene anyway, and not care about what people might say.
The story revolves around the existence of “Xenos,” but it’s also a story about Bell’s personal journey.

Hidaka (Wiene) Monsters were previously seen simply as enemies, but now they know that monsters can talk and have feelings. It’s asking a fundamental question of whether they can still consider them as enemies or not.
I do the voice for Wiene, so naturally, I personally can’t help wanting Bell to help her, or to accept her as his ally.
She wants him to help her, but he has his own party to protect, so it’s complicated. Still, Bell is kind, so if he sees a girl crying, he wants to save her. Watching it as a viewer made me question what was right and what was wrong.

Lili said “saving Wiene was heartbreaking for her as his ally” ? I felt like I understood what she meant, but when it was accompanied by the movie and the voice acting, it carried so much more significance.

Komatsu(Fels) I appeared briefly in the side story On the Side: Sword Oratoria too, but I think Fels has given the impression of a mysterious character.
In this season, I was surprised at how important my character is to the story. The Season’s theme of trying to live with the Xenos and finding common ground made me think about how long Fels has had to live, feeling helpless about the situation.
That’s why, I think, everyone is hopeful that Bell might be the answer ? that he might be able to bring about a change.

Now, could you tell us about your own characters: Bell, Wiene, and Fels?

Matsuoka (Bell Cranel) I felt like Bell was no longer alone. He’s the leader of Hestia Familia. If he were on his own, he would have acted more on impulse, like what happened with Haruhime. His responsibilities have grown since then though, so he has to consider other people too when he makes a decision.

And yet he doesn’t want to lie to himself. This is creating much dilemma for him. He is aware that he’s taking a huge risk, but the pendulum is always swaying in his mind ? including when he fought against Dix.

Has anything changed in him in Season 3?

Matsuoka (Bell Cranel) Yes, he’s been saying “I want to be stronger,” but I think what he means by it is starting to change, even in the movie Arrow of the Orion.
Before, he simply wanted to get away from his weaknesses and be on the same level with Ais, but now he has more friends and their Familia has grown in size. In the movie, he experienced the loss of Artemis ? someone he wanted to save but failed to. He said “I want to be stronger” in Episode 1 Season 1, then following the Haruhime arc of Season 2, he gained more resolve and a reason to become strong. And in this season too, I believe he’ll change some more.

It is partly for his allies, I think.
But it is also for himself ? he’s set his goal on becoming equal with Ais. At the same time, he doesn’t want to lose anybody. It’s not really something that a kid his age should be experiencing (laughs).

I forget that Bell’s only 14 (laughs).

Hidaka (Wiene) When I look back on Wiene’s journey, I remember Episode 1 being the only time when things were peaceful. The scene where she was chased by other adventurers was a little scary though. In Episode 1 she started to become close with other members of the Familia, and I felt it was really okay for her to be innocent and carefree.

After that, she was cornered more and more... I couldn’t help but see her from the audience’s point of view, and I was often aware that because of the first episode, the feeling of wanting to save Wiene and see her smile just grew and grew. Personally, though she goes through difficult situations, her cuteness is also well-portrayed. There are sweet scenes like that scene in Episode 2 where she plays hide-and-seek, which helps emphasize the hardships she’s experiencing.

What did you think about the scene in Episode 8 where Wiene goes berserk and reveals her monstrous side?

Hidaka (Wiene) I did have uncertainties about how to act out that scene... For Episode 8, we were in separate recording booths for COVID-19 measures, so I had my own space during recording. It meant I could completely lose myself when I was acting, without worrying about how I looked. Wiene was screaming in the background while the other characters were talking, so we couldn’t have recorded the scene together (to avoid recording different voices at once), but since we were in separate rooms, I could act while listening to Bell, who was trying to calm her down, and that allowed me to really be in the scene with the other actors. The setup made it easier for me to act and I was grateful for it.
Actually, I got too emotional, and when Wiene was telling Bell how she felt as she got weaker, I was actually crying during recording, so they complained that they couldn’t hear what I was saying (laughs).

It was memorable when the sound director gave me directions in a kind way, by saying “I can really feel the emotion and I can really relate to it. But it would be great if I could make out what you are saying a little bit more.” For the actual take, I think I got the balance right, between conveying her emotions and delivering her voice.

I suppose in the script, she was just screaming a lot.

Hidaka (Wiene) That’s right. But she says “Bell” every now and then, so it’s more complicated than just being completely berserk. She knows what she’s doing but she can’t control herself. Because Bell and I could record the scene at the same time, we could react to each other by breath... By acting together, we could pick up subtle sways in emotion or the dynamics.

Matsuoka (Bell Cranel) That methodology was set up as a result of the current situation (of social distancing). It’s great that we could discover this style of recording.
Previously, we’d do a test run, then record scenes where voices overlap separately ? so we had to remember how the others were acting.
You have to replay their acting in your head to work out your emotional response. It’s not done in real-time. For this episode, we could act without restraint, while listening to each other’s voice directly through our ears. I think it brought out some raw emotions.

How about Fels?

Komatsu (Fels) Before, I was acting on the basis that nobody knew what Fels was thinking, but now, I felt that Fels’s feelings or their more human-side were starting to come out ? like what they are thinking, their feelings towards Bell, or towards the Xenos... I feel that finally, in Episode 8, we’re starting to understand Fels.
My own awareness has also changed. In Sword Oratoria, I was conscious not to express emotional turmoil, and acted in a genderless-manner. In this episode, though the expression on screen is the same, there were many scenes where their emotions were quite obvious. I got quite excited about that (laughs).

Like the scene where someone calls Fels “bones”?

Komatsu (Fels) That’s right. Fels got mad and said “Stop calling me bones.” I was surprised that they lost their temper.
Around the same time, we did voice-recording for the mobile game DanMachi - MEMORIA FREESE (aka DanMemo), which had quite a few silly scenes with Fels. So I feel like I’m starting to understand their inner self, like the extent of how comedic they could be.
At the beginning, there were many scenes where Fels is with Ouranos, asking him what they should do, but when Fels was with the Xenos and Bell, they seemed more expressive. Like Fels would have a go at them when they say things to Fels.
Also, in one scene, Fels says “be a fool” to Bell. Bell humbly calls himself a hypocrite, but what Fels meant was he should stay just the way he was, which is a sign of Fels’s kindness. I felt that many of their words came from their humane thoughts.

As Fels interacted with various characters in the story, I started to see their niceness more and more. So I’m hoping the viewers also saw what Fels is truly like.

I think the constant voice effect made Fels’s voice characteristic.

Komatsu (Fels) I was told to produce clear sounds for post-production voice-changing. Even whispers and breaths need to be proper sounds so they can be altered. So I did my best to produce flat sounds ? but when I think about it deeply, I wonder how Fels is producing their voice... They’re just bones, after all (laughs). Maybe it’s some kind of magic and that’s why their voice sounds “artificial.” Then again, isn’t it weird that they are breathing? I probably shouldn’t think too much about it (laughs).

Hidaka (Wiene) I didn’t know that Fels’s voice was going to be changed. We didn’t have a recording session together, but I heard Ms. Komatsu recording before me and thought her voice suited Fels even before it was altered.
When I saw the broadcast, I was like “What? They changed her voice!” (laughs)

Komatsu (Fels) It’s quite a surprise when you first hear the voice.

Hidaka (Wiene) That’s right. I was surprised.

Komatsu (Fels) I was told about voice-changing from the beginning. I used to think that maybe the voice effects will be removed at some point ? but I don’t think that will ever happen (laughs).
This is my first experience with complete voice-changing throughout the series. It means all information like gender is lost, so I didn’t think my name would be on the credits. But it was (laughs). It was there, in plain sight, so I was worried that viewers would be surprised to see that Fels was performed by a woman.

Apparently, for Sword Oratoria, they discussed whether to put your name in the credits or not.

Komatsu (Fels) I figured (laughs).

What did you think about Episode 8?

Hidaka (Wiene) The music was really memorable.
The music has been consistently great, since Season 1.

Komatsu (Fels) As a viewer, I feel the music controls whether the story will move in a more positive or negative direction. I think it suggests where the story is going. In Episode 8, the timings when the music started were spot on, including background music.
There’s the melancholic scene about souls, which turns into spell-casting. When the light shines, the memorable melody begins, and the overlapping sounds seemed to express a miracle. I thought the sounds really spread out and created a moving scene. I felt that it would create a lasting impression on the audience.

Matsuoka (Bell Cranel) I don’t tend to cry when I see my own acting.
Usually, I watch it critically and look for faults in my acting.

Komatsu (Fels) I’m the same!

Matsuoka (Bell Cranel) But this time, I watched it without any of that, and I couldn’t help myself from crying.

Komatsu (Fels) It really was emotional.
It was designed to stimulate your tear glands relentlessly.

Hidaka (Wiene) Many of the voice actors on the set are friends, or we often work together in other productions too. But when I hear the characters’ voices, I don’t think about the actors, because they totally become the characters.
I think I must enjoy watching the series purely as a viewer.
I also tend to look for faults when I see productions that I worked in, like “I should have done this” or “I should have dug deeper into this,” but with DanMachi, including scenes with Wiene, I tend to watch it as myself ? as a viewer. So I often simply enjoy watching it and get moved to tears.

Matsuoka (Bell Cranel) The song in Episode 8 ? that was sung by the same person who sang the ending theme song?

Yes, sajou no hana, who does the ending theme song, composed it to fit the animation.

Komatsu (Fels) That’s why it goes so perfectly with the video.
I was so moved by how the clouds spread with music (laughs).

Fels also cast a spell in that scene.

Komatsu (Fels) The scene begins with Bell grieving over Wiene, who had disappeared, and Fels casting the spell. Fels is only thinking about saving Wiene.
In the test run, I cast the spell without any emotions, but in the actual shot, I added a tiny bit of humanness to it ? just a bit of emotion...

In the end, the sound director told me to reflect on Fels’s 800 years of life during the spell casting.
It’s not a long scene, but when I cast the spell with a little bit of emotion ? I nearly made myself cry.

Matsuoka (Bell Cranel) Your line about the 800 years was great.

Komatsu (Fels) Also, the fact that they never succeeded and succeeded for the first time in this scene made it all the more meaningful. There’s a scene where Fels speaks to Bell, but Fels seems really tired (laughs).

They seemed exhausted (laughs).

Komatsu (Fels) I personally found it amusing that they were tired, like a normal person (laughs).

Matsuoka (Bell Cranel) It’s not a magic you can use all the time.

Komatsu (Fels) No, I don’t think you can.

Matsuoka (Bell Cranel) Maybe once every few hundred years (laughs).

Komatsu (Fels) Centuries worth of fatigue (laughs).
I personally liked the way they still talked to Bell out of kindness.

By the way, do you have a favorite Xenos?

Hidaka (Wiene) I like Lyd!

Komatsu (Fels) I thought you might.
Lyd is popular, I think.

Hidaka (Wiene) He’s so cute. How can he be so sweet?
Don’t you think he’s cute?

Komatsu (Fels) I know, what is it about him?
I feel like he could be my friend. He seems quite humanly.

Hidaka (Wiene) He can see things from Bell’s point of view. I thought it was mature of him to say “You should fight a monster when you encounter one.”

Komatsu (Fels) He does seem to be understanding.

Hidaka (Wiene) I think he’s kind.

Matsuoka (Bell Cranel) It’s impressive how much he can care about people.

Komatsu (Fels) Though I don’t suppose we can call him a mature person (laughs).

Matsuoka (Bell Cranel) From a human’s perspective, he’s mature (laughs).

Komatsu (Fels) I guess he’s a mature... creature? (laughs)

Matsuoka (Bell Cranel) I thought somebody would mention Lyd, so I didn’t ? and someone did say it before me and we all agreed, just as I thought (laughs).

Komatsu (Fels) Also, Wiene.
Wiene’s also a Xenos.

Matsuoka (Bell Cranel) Then it has to be Wiene (laughs).
I thought we had to exclude Wiene in this question. It’s partly because I do the voice-acting for Bell, but Wiene is a fast-learner, she’s super cheerful, and she’s almost like a child who needs to be looked after.
Remember how she saved a child, despite being a monster, and people threw stones at her in return? I reckon that was a hard decision to make. If she’d told them she could understand the human language, they might have changed their perception about her, so what she did might not have been completely wrong. I think, in this episode, she was saved by Fels. If Fels hadn’t been there, she could have turned to the dark side.

Komatsu (Fels) Fels, and also Bell. I think it was the situation and Bell’s love and power that was really important. But I also think Wiene would have saved a child in that scene, under any circumstances.

Hidaka (Wiene) Wiene trusts Bell 100 percent. The other Xenos too ? they must have come across many people who might have helped them like Bell, but in the end, they had to protect their own lives. There must have been many instances where ultimately, they weren’t able to understand each other.
That’s why Lyd, Ray, and other Xenos want to trust Bell too, but are not sure if they should. If they raise their hopes, they will get hurt more when they are betrayed, so they must have had mixed feelings about it.

Every single word that Ray said carried great weight to it too... She’s grateful for Bell and the others, but she’s like the big sister to the Xenos, so I assume she had complex feelings which can’t easily be put into words. With all that in mind, the fact that Bell saved her must have marked a giant step forward in the eyes of the Xenos, and they must be truly thankful for that.

Are there any other scenes or events up until Episode 8 that were memorable to you?

Matsuoka (Bell Cranel) The bull... Asterius.
Well... (Mr. Matsuoka thinks for a bit) I should be careful...

Komatsu (Fels) Spoiler alert (laughs).

Hidaka (Wiene) It’s hard to talk without spoiling anything (laughs).

Matsuoka (Bell Cranel) That guy... No, not a guy... That bull is portrayed in the key visual which made me wonder. Also, his battling skills are just insane.
His name is finally revealed in Episode 8, when Lyd calls him by his name.
I’d like viewers to focus on that bull. When I watched Episode 8, Asterius’s scream was so fierce that it made me jump (laughs).

Komatsu (Fels) I was impressed by Dix, a character performed by Mr. Daisuke Namikawa. Partly because I was recording in the same booth as him for around two weeks? his character was such an unapologetic asshole (laughs).

Matsuoka (Bell Cranel) I totally agree (laughs).

Komatsu (Fels) He’s so unapologetic that it’s almost satisfying to watch him (laughs). It makes you want to unapologetically kick his butt (laughs).
Fels stayed in the supportive role as a bystander, but I got the impression that he was such an incredible character. It developed hatred in us, which made Dix’s death in Episode 8 all the more... overwhelming (laughs).

Matsuoka (Bell Cranel) Do you remember Mr. Namikawa saying “I’m going to lose my voice!”? (laughs)

Komatsu (Fels) His acting was so wild and savage.
Maybe the way he performed Dix made it hard for us to completely hate the character (laughs).

In Season 1, the enemy (Canoe) who was after Lili was also beaten by a Minotaur.

Komatsu (Fels) That’s true. The bull beating people up (laughs).

Matsuoka (Bell Cranel) He said “What the hell are you doin’ here?” (laughs)

Komatsu (Fels) Maybe it’s destiny.

Matsuoka (Bell Cranel) I guess, judging by the fact that this bull harvests the power of thunder, some sort of fate might be playing a role.

Argonaut from the smartphone game DanMemo ? that episode was written directly by the author, Fujino Omori, so maybe there is a connection.

Hidaka (Wiene) I also have many scenes that stuck in my mind. I particularly remember the Xenos who tried to cheer up Wiene when she was upset in Episode 4, because she couldn’t be with Bell any longer.
I saw that the Xenos have a sense of community ? like friends and families ? which made me happy and warm inside.

Also, there were many scenes where Wiene says “I love you,” and they were memorable.
I don’t think I’ve ever performed a character who says that again and again like her. I think she’s saying it in an innocent, child-like manner, and that makes her really cute. I wanted to cherish every moment when she says “I love you,” so these scenes stayed with me.

What will happen to the story in Episode 9 and after?

Matsuoka (Bell Cranel) There will be consequences to what Bell did at the end of Episode 7 and in Episode 8... He couldn’t get away with it, naturally. So to some viewers, the episodes to follow may be painful to watch.
But at the very end, something incredible will happen... That’s all I can say.
If you feel like changing the channel because it’s too painful to watch, please resist the temptation and watch it all the way to the end. I’m sure you will be moved.

Komatsu (Fels) That’s a hard question...
I can’t say anything better than what Mr. Matsuoka said (laughs).

Hidaka (Wiene) Let me see... Mr. Matsuoka’s right that Bell’s actions in Episodes 7 and 8 are going to change the course of the story from now on...
As for Wiene, ever since Episode 1, she’s been helped by various people, including Bell.
With all that love, Wiene grew up a lot and felt a lot of things. I think viewers will see a Wiene who has grown and taken a step forward from the innocent, child-like girl who makes you want to protect her. And I personally feel happy for her effort.
On the other hand, I also feel how hard it is for her, and it pains me to think that she has to try so hard. But I feel we’ve created a work that I want for everyone to watch till the very end.

Komatsu (Fels) Fels usually watches over everything from a sort of third-person perspective, so I think with Episode 8 being over, for now, we’ve seen the crux of what Fels has to offer. They’ll leave Bell and the others in charge from this point onwards ? I mean, something that surpasses Fels’s 800 years of experience took place.
In one way, Fels is at the mercy of what’s going on and reacting in a very “human” way. It’s a series of surprises for Fels.
I suppose we can say that Fels’s point of view is becoming more similar to the viewers’ point of view.

Matsuoka (Bell Cranel) That’s true. I was surprised to see how emotional Fels can be.

Komatsu (Fels) That’s right.
Fels is kind of reacting as if they were one of us...
Maybe their flesh is coming back (laughs).

Before we finish, is there anything you’d like to say to the fans?

Matsuoka (Bell Cranel) The story of this season’s DanMachi is moving ? the interactions with the Xenos and with fellow comrades... The events may resemble those in our real lives, in one way or another, but DanMachi will take it to another level.
I really hope you will see what happens, in order for Bell and the others to move forward from here, after everything they’ve worked for thus far.
Please keep supporting DanMachi. Thank you.

Komatsu (Fels) In the first half, there were heart-warming scenes, like the scenes with Wiene, and in the second half, there were many heart-wrenching scenes, especially as the story progressed. But I think there’s a big theme hidden behind it all.
There’s an impression that the trials are getting harder and harder, but I believe the viewers will gain a lot from this story. I would be very grateful if you could accompany us all the way to the end of our journey.

Hidaka (Wiene) In Season 1 and 2, we also overcame very hard times, like the episodes about Lili and Haruhime, but in Season 3, the story is particularly heavy. In Episode 8, Wiene finally got the help she needed, but you can’t expect the DanMachi story to end there.
The characters will go through many more hardships. And Bell will confront the difficulties and suffering like a true hero. Please don’t miss it.
Of course, Wiene will keep on growing, and go through a huge emotional journey too. She will continue to be portrayed in the same precious way, so I’d like you to focus on that too.
I hope you enjoy the story till the end.

Thank you all for your time today.

All Thank you.

松冈祯丞(贝尔·克朗尼)×日高里菜(薇妮)×小松未可子(费尔斯)
正式访谈

  • 松冈祯丞松冈祯丞
    (配 贝尔·克朗尼)
  • 日高里菜日高里菜
    (配 薇妮)
  • 小松未可子小松未可子
    (配 费尔斯)

动荡,动荡,迷宫都市陷入动荡――《在地下城寻求邂逅是否搞错了什么Ⅲ》的剧情在跌宕起伏中展开。故事转折点的第8集《傻瓜(贝尔·克朗尼)》播出之后,我们对松冈祯丞(配 贝尔·克朗尼)、日高里菜(配 薇妮)、小松未可子(配 费尔斯)三位进行了正式的直接采访。

今天请大家多多关照。

全员 请大多多关照。

首先,请告诉我们对《在地下城寻求邂逅是否搞错了什么Ⅲ》的整体印象。

松冈(贝尔·克朗尼) 如果用一句话总结的话,那就是非常沉重。
牵涉到什么是人类和魔物这一根本性问题。
正如莉莉所说是,贝尔本身就是个无底线的好人,所以产生了“无论是人类还是魔物,只要需要帮助,这就足够了”的想法。

但是如果让外人知道救下薇妮的事情的话,会发生什么事呢?
贝尔尽管知道一切的后果,他还是不顾旁人异样的眼光,义无反顾地救下了薇妮……。
虽然故事内容主要讲述的是关于异端儿(Zenos)的存在,但我认为这也是贝尔成长的故事。

日高(薇妮) 被每个人视为敌人的魔物,居然会说话,也有感情。让人不禁问出,“你是否真的可以将其视为敌人”这一根本问题。
作为薇妮的配音演员,希望贝尔能够帮我,能够成为贝尔的伙伴的愿望会变得更加强烈。
一方面是希望能被帮助,但是为了保护伙伴,现实上无法正大光明地去帮助她。但是,善良的贝尔,看见哭泣的女孩子就会施以援手。我想观众们在观看时,一定会思考究竟怎样才是正确的。

尽管我明白,莉莉所说的“帮助对于伙伴来说是件难过的事情”的意思。但是当看见配上声音的影像后,才感觉到这句话的分量。

小松(费尔斯) 在外传《剑姬神圣谭》中我稍有参与。迄今为止,我认为费尔斯给人的印象都是像迷一样的存在。
第3季中,费尔斯和故事有这样深的关联,我也感到很惊讶。作为这次的主题,为了实现和异端儿共存,相互之间的理解与不理解的部分,我感觉费尔斯在其漫长的生涯中,一定也曾感到无能为力。
所以贝尔的存在是每个人所期待的。我想大家都热切期待着贝尔他们能有所作为。

下一个问题是,请各位评价一下,你们各自配音的角色,贝尔,薇妮和费尔斯。

松冈(贝尔·克朗尼) 作为“赫斯缇雅眷族”的团长,贝尔已经不再是一个人了。如果他还是一个人的话,我想他就更加不会瞻前顾后。春姬的时候他也是这样……。但是这次他的处境不同,在做决定时不仅需要考虑自身,更要考虑到大家。

但是他又不想对自己的所作所为撒谎。我想他这次内心一定有过动摇。作为核心来说,虽然他知道他在做危险的事情,但是内心的天平一直都在摇晃着。包括与狄克斯的战斗也是如此。

到了第3季,贝尔的心境有变化吗?

松冈(贝尔·克朗尼) 有的。包括剧场版的《俄里翁之箭》在内,我认为贝尔所说的“想变得强大”的含义在发生变化。
至今为止他只是单纯地想摆脱软弱的自己,希望追赶上艾丝。伙伴的数量不断增长,眷族成员越来越多。在电影中他想救下阿尔忒弥斯却无法办到……有过失去的经验。从第1季的第1集的“想变得强大”开始,在经过了第2季的春姬篇,他希望变强大的觉悟和理由也变多了……我认为这次也会有所变化。

或许是为了伙伴。
又或是为了自己,为了追赶上艾丝这一目标,不想再失去谁……我认为这可不是那个年龄的孩子会经历的事情(笑)

话说回来,贝尔还只有14岁(笑)

日高(薇妮) 关于薇妮,现在回头想起来,第1集是唯一让人感到温暖的一集。被其他冒险者追赶……虽然也有这样稍微可怕的场面。但是和眷族的人们相处得越来越愉快。要是她能一直都像第1集中这样天真无邪就好了。

在那之后,她逐渐被逼到绝境……虽然我从观众的角度来看这部作品,但正是因为有了第1集,就真的很想保护薇妮,让她一直拥有笑容的想法会渐渐增强。就个人而言,虽然有很伤感的场面,我觉得可爱的部分也被成功地展现在了动画中。正是因为有了如第2集中捉迷藏那样可爱的场面,才能更加突出悲伤的部分。

在第8集中,薇妮失控,强烈表现出魔物的一面的场面是怎么样的呢?

日高(薇妮) 在我的内心中,对应该如何演绎也有一些犹豫……关于第8集的录制,为了预防新冠感染,录音室是分开的,我在只有一个人的空间中进行了收录。不用担心周围人的眼光,真的是在逐渐走向“凌乱”的状态下进行了演绎。薇妮会在其他角色对话时,在背后发出尖叫声(由于无法同时进行录制)。本来是不能一起录制的,但正好因为房间是分开的,所以能够一边听着贝尔叫薇妮停下来的声音,一边在同样的氛围中进行演绎……这样演起来非常容易,我觉得我的录制环境非常好。
但是,由于情绪过高,当虚弱的薇妮向贝尔表达感情的时,我真的是一边哭一边录……当时真的不知道自己到底在说什么(笑)。

音响导演说“感情得到了充分表达,非常容易体会。但是如果能让人听得更清楚一点就更好了”。音响导演给出温柔的指导,让我印象非常深刻。在正式录制时,不仅感情表达出来了,我觉得薇妮的台词也恰当好处地传达出来。

在剧本上,几乎全是尖叫。

日高(薇妮) 是的。但是有的地方是在呼唤贝尔的名字,并不只是简单的失控,还是有点复杂。是尽管心里明白,但是无法控制的状态。能够展现这个部分,也是因为这部分能和贝尔同时录制,能够听见他做出反应时的呼吸声……我觉得正是因为有了这样的互动,才能体会出心情微妙的变化和动摇。

松冈(贝尔·克朗尼) 我认为这是根据当前情况(保持社交距离)而建立的一种方法。我觉得能够想到以这样的形式进行录制真的很棒。
到目前为止,通过了一次测试之后,(声音)出现重叠部分需要另外录制的……所以我们必须记住对方的演绎。
然后在脑中重放,对方是这样演的,所以我需要带着这样的感情进行回应。因此不能做出实时的反应……这次我们能够直接听到对方的同时,全力以赴地进行演绎。我觉得这样更有真情实感。

费尔斯的情况呢?

小松(费尔斯) 以前虽然是以不知道费尔斯到底在想些什么为基础进行了演绎。但是这次我感觉费尔斯的内心,人性的一面逐渐展露了出来。费尔斯有他自己的考虑,也有对贝尔的情感,对异端儿们的情感……进入第8集之后,我觉得我终于开始理解费尔斯了。
我自己的意识也起了变化。在《剑姬神圣谭》的时候,我一直注意不要有感情的起伏。做到性别上非男非女的感觉。但是这次,虽然画面中的表情没有变化,但是很多场面中他都展现了感情丰富的一面……真是个有趣的家伙(笑)。

比如被呼做“骨头”的场景?

小松(费尔斯) 是的,他也会倒打一耙,也会说“不要叫我骨头”之类的……。没想到费尔斯也会生气呢。
同时期正在录制《地城邂逅~记忆憧憬~》,那时出现了好些有趣的场面……正是因为有了这样的经验,不仅是对费尔斯内心,让我逐渐感觉到对费尔斯的发挥可以到这样的程度。
在开头的部分,和乌拉诺斯一起的场景,他总是问“怎么办?乌拉诺斯”。与异端儿和贝尔在一起的时候,他给我的印象是他更会展露出自己的感情。被催促到受不了的时候,他也会大声驳斥。
另外,他对贝尔说那句“就做个傻瓜吧”的场景。如果是伪君子的话,这是会让贝尔感到自卑的,费尔斯想说的是,他希望贝尔能保持初心的,这也展现了他善良的一面。在我的印象中,正是因为他有这样充满人性的想法,所以才能说出这样的话。

随着故事的推进,费尔斯会和很多角色产生联系,我越来越觉得“费尔斯真是个好人”。通过这次的演绎,我觉得大家都可以明白费尔斯是怎样的一个人。

声音都经过了加工,这成为了一大特色吧。

小松(费尔斯) 因为要进行加工,(发音时)需要尽量使用声音。小声呢喃或者气息的部分,都需要发出清晰的声音。如果不这样做,是很难进行加工的。所以,尽量平直地发音成为了我的目标……但是,深入思考的话,大家都会有疑问,费尔斯要怎样才能发出声音……他可是白骨呀(笑)。可能是因为他使用魔法发出声音,而这个声音就像是经过了加工处理……一旦开始思考,就觉得费尔斯呼吸的话也很奇怪,看来想太多也不是太好(笑)。

日高(薇妮) 由于没有在一起录制,所以我并不知道费尔斯的声音是经过了加工的。刚才听说(小松小姐)也参与了录制。我觉得就算是加工前的音色,也非常符合费尔斯。
所以看了播出之后,我说“什么?声音经过了加工呢” (笑)。

小松(费尔斯) 这样的声音,很让人惊讶吧。

日高(薇妮) 就是,感到很惊讶。

小松(费尔斯) 最开始我就听说了声音加工的事情。曾经有一段时间,我以为以后会慢慢取消加工处理……但是,可能一辈子都不行(笑)。
整部作品都进行声音加工的经验,对我来说还是第一次。声音加工就意味着不会知道性别和其他的各种信息,所以我还以为在配音演员表里不会出现我的名字。但是名字和往常一样显示了出来(笑)。可能会有人觉得“嗯?怎么是个女的呀?!”

《剑姬神圣谭》的时候,配音演员表里是否显示小松小姐的名字……好像有过这样的讨论。

小松(费尔斯) 果然是这样吧(笑)。

观看了第8集,感觉怎么样?

日高(薇妮) 音乐给我留下了深刻的印象。
从第1季开始,一直以来音乐都很棒。

小松(费尔斯) 从观众的角度来看,故事是负面还是正面,音乐起到了至关重要的作用。我觉得故事引导着音乐的走向。在第8集,包括插曲在内,插入音乐的时机都极为绝妙。
从被称为“灵魂”,这个忧伤的部分开始,再连接咏唱并随之导入场景,在光芒照耀的场景中插入令人印象深刻的旋律,伴随着声音的重叠,展现出什么是“奇迹”……。随着声音的扩展,渐渐展现出了让人感动的场景。我认为,这应该会给观众留下深刻的印象。

松冈(贝尔·克朗尼) 我不太会被自己的演绎感动。
平时都是以俯视的角度,总是挑剔(自己的演绎)……。

小松(费尔斯) 我明白!

松冈(贝尔·克朗尼) 但是,这次把这些考虑全部置之脑后……观看之后,挺不住了(感动得哭了)。

小松(费尔斯) 很感人。
这次的演绎让我的泪腺都崩坏了。

日高(薇妮) 这部作品中,我和很多参加配音的搭档平时关系就很好,也会在其他作品的录制现场碰面。但是,即使听着角色的声音,头脑里也不会浮现出配音演员的脸孔。每个人真的都是角色本身。
所以我觉得我可以从观众的角度欣赏这部作品。
我对自己配音的作品也会有“这样处理或许更好”,或者“这个地方我应该可以体会更深”,这样挑剔的想法。但是关于《地下城》,包括薇妮在内,我作为日高里菜,绝大部分时候是作为观众的角度对作品进行审视的。所以只是纯粹地被开心和感动……我是这样认为的。

松冈(贝尔·克朗尼) 演唱第8集的插曲的歌手,和片尾曲的歌手应该是同一位。

是的。听说担任片尾曲的sajou no hana是配合着影像来进行作曲的。

小松(费尔斯) 怪不得能和影像如此契合。
云层伴随着音乐慢慢铺开,感觉真是太神奇了(笑)。

在那个场景中还加入了费尔斯的咏唱。

小松(费尔斯) 薇妮消失后,贝尔还沉浸在悲伤中,一边咏唱,一般展开场景……唉,费尔斯满脑子都在想应该如何解救薇妮吧。
测试的时候,只是淡然地进行了咏唱。但是在正式录制的时候,我尝试着加入了一些人性的一面。带入了一些感情……。

在最后,音响导演对我的指示是,在这个咏唱的过程中,费尔斯会回顾自己800年左右的人生。
虽然时间很短,我稍微加了一点“人性的一面”进行咏唱……有的场景把我自己都感动到了。

松冈(贝尔·克朗尼) 800年的台词,真的很棒。

小松(费尔斯) 至今为止,我没有一次成功过,这个瞬间是首次成功,这更让人感觉有分量。在最后,与贝尔交谈的场面,费尔斯是真的很累了(笑)。

已经精疲力竭了(笑)。

小松(费尔斯) 他也会感到精疲力竭的这件事,让我感觉到了他人性的一面,反而更有趣。我个人是这样觉得的(笑)。

松冈(贝尔·克朗尼) 他不能频繁地使用魔法对吧?

小松(费尔斯) 是的,应该不能频繁地使用。

松冈(贝尔·克朗尼) 每一百年只能用一次(笑)。

小松(费尔斯) 几百年累积下来的疲劳感(笑)。
他关怀贝尔,与其交谈的场面,我个人觉得是很戳中泪点的。

另外,大家有喜欢的异端儿吗?

日高(薇妮) 我喜欢里德!

小松(费尔斯) 果然不出我所料。
我想里德一定会很有人气。

日高(薇妮) 非常的可爱。为什么能这么可爱呢?
真的很可爱,是吧。

小松(费尔斯) 嗯,怎么说呢?
感觉可以和他成为朋友。这应该是里德的人格魅力吧。

日高(薇妮) 从贝尔的视角来看,里德也是一个好人。他对贝尔说,如果遇到了魔物,也要毫不犹豫地应战。能说出这样的话,说明他很成熟。

小松(费尔斯) 他的确心地很善良。

日高(薇妮) 我也觉得他展现出了善良的一面。

松冈(贝尔·克朗尼) 他能如此地关怀别人,真的太了不起了。

小松(费尔斯) 说他很有人格,感觉又有些奇怪(笑)。

松冈(贝尔·克朗尼) 从人类的视角来说,他真的很好(笑)。

小松(费尔斯) 作为“生物”很好……可以这样说吗(笑)?

松冈(贝尔·克朗尼) 我之所以没有提起里德,是因为觉得肯定会有人提起他。最后还是他被先提到,气氛随之也热闹起来了(笑)。

小松(费尔斯) 其次是薇妮。
薇妮也是异端儿。

松冈(贝尔·克朗尼) 我心中也只有薇妮了(笑)。
我还以为(问题是)必须回答薇妮以外的异端儿。有可能是因为我演绎了贝尔的关系。薇妮的学习能力很高,又非常活泼开朗,感觉就像一个无法置之不理的小孩。
尽管自己身为魔物,但是为了救下一个小孩被人们扔石头。我觉得那也一个艰难的决定……如果告诉人们,她能够理解人类语言的话,说不定也可能会改变人类这边的意识,所以也不能完全说这是一个错误。或许这次如果没有费尔斯的话,情况会变得很糟糕……完全黑化也不奇怪。

小松(费尔斯) 不仅是费尔斯,贝尔的存在也同样重要。在那种情况,贝尔所拥有的情感和力量也起到了重要的作用……但是,无论什么情况,在那个时候,我想薇妮都会救下那个孩子。

日高(薇妮) 薇妮对贝尔有着100%的信赖。虽然曾经也有人像贝尔一样,对其他的异端儿,友好地伸出了双手。但是最终还是为了保护自己等原因……他们一定经历过好几次,最终还是分道扬镳的经验。所以里德,蕾依,还有其他异端儿,对贝尔即怀有期待,又害怕自己的期待破灭时,受的伤害反而更深。他们的内心一定都有过纠葛。

蕾依所说的话也很沉重……她虽然对贝尔他们心存感激,但是站在异端儿大姐姐的位置上来看,有一种无法言语的复杂感情……在这种情况下,对异端儿来说,贝尔的帮助,让他们迈出了一大步。我觉得他们真的是充满了感激。

到第8集为止,还有其他什么印象深刻的场面或者事情吗?

松冈(贝尔·克朗尼) 牛先生,阿斯泰里奥斯。
那个……(*松冈先生稍微考虑了一下)好险……。

小松(费尔斯) 剧透(笑)。

日高(薇妮) 不让剧透的话,就很难说下去了(笑)。

松冈(贝尔·克朗尼) 那个人,不对,他不是人……那个牛先生,在主视觉海报中也有出现。应该怎么说呢。有着超常的战斗能力。
第8集中,第一次知道了他的名字。是里德说出了的。
真的非常大家能够注意到那头牛的存在。在看第8集时,听到(阿斯泰里奥斯的)叫声,真的是太威猛了,把我吓了一跳(笑)。

小松(费尔斯) 浪川大辅先生演绎的狄克斯给我留下了深刻的印象。有两周左右的时间,我们都是在同一个录音棚进行了录制……那是一个彻头彻尾的大混蛋的角色(笑)。

松冈(贝尔·克朗尼) 说得对(笑)。

小松(费尔斯) 正是这种坏得很彻底的感觉,反而让人感觉很舒服(笑)。因为我们这一方也可以毫无顾虑地打到他(笑)。
费尔斯贯彻了作为支援者的立场,虽然只是在旁边观战,但是感觉到真的来了一个很强大的家伙。对狄克斯的恨意提升到最高点的时候,再看到第8集中狄克斯临死的场面……居然被感动到了(笑)。

松冈(贝尔·克朗尼) 在配音的时候,浪川先生说:“我嗓子快受不了了” (笑)。

小松(费尔斯) 很狂野的演绎。
正是因为是浪川先生演绎的狄克斯,所以没办法彻彻底底地恨他(笑)。

在第1季中想害莉莉的恶棍(卡努)也被弥诺陶洛斯打到了。

小松(费尔斯) 是的。会被牛先生惩治的角色(笑)。

松冈(贝尔·克朗尼) 还说过,“为什么你这家伙会在这里” (笑)。

小松(费尔斯) 会不会是宿命呢?

松冈(贝尔·克朗尼) 考虑到这次牛先生使用了雷电的力量,或许存在因果循环……。

在智能手机游戏《记忆憧憬》中的也有“阿尔戈”这个角色。这可是大森藤野老师亲自执笔写下的情节。或许存在什么关联。

日高(薇妮) 给我留下印象深刻的场面有很多。第4集中,不得不和贝尔分开后,在薇妮伤心沮丧的时候,希望她开心,并试图逗她微笑的异端儿们给我留下了很深的印象。
异端儿之间也有伙伴意识,也存在友情和亲情。让我感到既暖心又高兴。

另外,有好几处薇妮直接表达自己喜欢之情的场面,这也给我留下了深刻的印象。
我认为到目前为止,我还没有演绎过像薇妮一样,一遍又一遍表达自己喜欢之情的角色。
我想可能是因为薇妮是小孩子,她只是单纯地表达自己天真无邪的想法。这正是她的可爱之处,我很想珍惜她所说的每一个“喜欢你”。这让我记忆深刻。

第9集之后,故事会怎样发展下去呢?

松冈(贝尔·克朗尼) 从第7集的最后开始到第8集,贝尔会为自己所做的事情付出代价……肯定是不能这样就算了的。所以让人感到伤心的场面可能还会持续下去。
我可以告诉观众们的是,在最后会有出乎意料的事情发生。
可能有的观众因为太扎心而切换到其他频道,请一定要看到最后。我相信一定会有让观众难以忘怀的场面。

小松(费尔斯) 好难呀……
我想不出可以超越松冈先生的话了(笑)。

日高(薇妮) 是的。正如松冈先生所说,贝尔在第7集和第8集所采取的行动,会和后面故事情节相关……。
薇妮从第1集开始,就受到了包括贝尔在内的很多人的帮助。
接受了这些爱的薇妮会成长很多,也会感受到很多。薇妮会从那个小孩子气,天真无邪,忍不住想要保护她的形象,迈出一大步,得到明显的成长。另外,看到她的努力,我个人来说也很高兴。
另一方面,虽然有痛苦的部分。因为不得不如此地努力,所以必然会伴随着痛苦。这真的是一部值得将最后的结局全部看完的作品。

小松(费尔斯) 费尔斯基本上是站在一个俯视的角度来看待这一切的。作为费尔斯的看点,我觉得到第8集就是一个段落了。在这以后会托付贝尔他们……因为已经有了超越800年的经验的事情。
从某些意义来说,他是在被折腾着的同时,展现了他更为人性的一面,有一系列令人惊讶的表现。
我想作为费尔斯,他给人的感觉会变得更加贴近观众。

松冈(贝尔·克朗尼) 的确如此。有时候会觉得“费尔斯是这么情绪饱满的家伙吗?”

小松(费尔斯) 就是。
他还挺容易来劲儿的,就跟我们……差不多。
说不定他的肉体还会长回来(笑)。

最后请向粉丝们留言。

松冈(贝尔·克朗尼) 这个作品在唤起大家感情的同时,对故事展开,其中包括了与异端儿们的交流,与伙伴们的交流……即使在现实中,我想在一些地方多少会有相似的情况发生……但是,《地下城》绝不会就在这里结束。
从贝尔们至今为止所累积的历史来看,为了向前迈进一定还会发生很多事情。我希望大家一定要收看。
以后也请多多关照《地下城》。

小松(费尔斯) 前半部分,特别是与薇妮交流的场面让人感到很温馨,另一方面,后半部分的场景会让人觉得心如刀绞,剧情越往后推进,我觉得扎心的场面会比较多。但是我认为这背后暗藏着很大的主题。
可能会有一种,角色所经历的考验越来越严峻的印象,但是我想观众也许会从中学到很多。请大家一定要和我们旅行到最后。

日高(薇妮) 如同第1季与第2季中,莉莉和春姬的故事一样,可以说得上是历经艰辛。尤其是第3季,会显得很沉重。在第8集,总算救出了薇妮,但《地下城》绝不会就这么完结了。
在这之后还有很多考验等待着他们。贝尔会作为一个英雄,直面所有的苦难和困难。请大家一定要观看。
当然,作为薇妮,她的成长和各种想法也会有很大的变化。这些都会被仔细地描绘出来,希望大家也会注意到这些地方。
请大家一定要看完哟。

今天非常谢谢各位。

全员 谢谢。

ページトップに戻る